[俺の屍を超えてゆけ]30時間プレイした感想・レビュー 酒呑童子打倒に向けて、戦い、育て、産み、一族を繫栄させていくのが面白い[どっぷり]

こんにちはJUNです。

今回は「俺の屍を超えてゆけ」を30時間超プレイしたので、その感想・レビューを書いていこうと思います。ネタバレ無しで書いていきますので、未プレイでこれから遊ぶ方も安心してお読みいただければと思います。

本当は、クリアした段階でレビューをしようと思いましたが、難易度を一番上の「どっぷり」でプレイしており、まだまだクリアまで遠そうなのでいったんここで書き留めておきます。

(本音はディアブロ4のシーズン4が始まるからです。)

それではよろしくお願いします。

本名プレイを推奨されたので、当主の名前を本名で遊んでいます。ですのでゲームプレイのスクショが限定的になってしまいました。(戦闘やステータス画面が写せない)

ストーリーはいたってシンプル 酒呑童子の打倒

このゲームには「酒呑童子」という鬼が大ボスとして存在しており、それを打倒することが目的になります。

「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」に何だが似てるような気がします。あっちは「ガノン」ですが、こっちは「酒呑童子」です。この大ボスを倒すためにゲームを進めるという一つの型は、俺屍が発売された1999年からあったんだと思いゲームの歴史を感じました。

この一つの型はまた次世代に引き継がれ、また新たな面白いゲームが生み出されることでしょう!

またこのゲームには起動時のメニュー画面で「序章」というものがあり、物語の始まりが語られます。ネタバレはあまりしたくないので多くは言いませんが、印象に残るゲームの導入になっています。

ひと月ごとに何をするかはプレイヤー次第

このゲームはひと月ごとに時間が進んでいき、その月に何をするかをプレイヤーが決めていきます。

出陣で鬼の討伐へ向かう

出陣を選択すると、さらにどこのダンジョンに行くかを決めます。

最初の方は、わけもわからず好きなところを攻めていましたが、だんだん敵の情報や、ドロップするものがわかってくると、それを目当てで取りに行くことになります。

欲しいのは、「術の巻物」と「職業の指南書」です。術の巻物があれば、新しい術を習得することができ、攻撃技や回復技、補助技のバリュエーションが増えていきます。職業の指南書を取れば、生まれてきた子に新しい職業に就かせることができ、戦略の幅が広がります。

大筒士と踊り屋になるための指南書が早くほしいです。

次点で武器や防具といった装備品もうれしいですが、購入できるので落ちたらラッキーくらいに思っています。もちろん装備更新できたらめちゃうれしい!

交神により強い子を産め

交神では、神様と交わり子孫を残すことができます。毎回どの神様と交神するか悩みどころです。交神の儀を執り行うとひと月が経過します。

神様の一例「鎮守ノ福郎太」さんです。このほかにも個性的な神様が多数います。

それぞれの人や、神様は遺伝子を持っており、その遺伝子が生まれてくる子に引き継がれます。できるだけ強い遺伝子を持った神様と交神したいですが、それにはたくさんの「奉納点」が必要になってしまいます。

奉納点をたくさん払い、強い神様と交神するか、奉納点をセーブし、次の子に残していくかいつも悩んでしまいます。ですがこの悩んでいるときが楽しい!!

この記事のサムネイルにした我が一族の子「おりん」です。

今はこの子の交神相手を悩み中です。体の土が弱いので、それを補う遺伝子を持った神様を選んであげようかなと思っています。

また一族は酒呑童子から呪われており、寿命がとても短いです。一才のおりんはもう一人前です。だいたい一才6か月くらいから「健康度」が自然減少し、寿命が来てしまします。わが一族の最長老は一才11か月です。健康度が減少すると、ステータスにも影響し、攻撃力や体力などの数値が下がり、衰えが目で見てわかります。

短い寿命の中一族をどう導いていくか、プレイを重ねるたびにそのひと月の選択がとても重要だと思わされます。

俺屍の戦闘は楽しい なぜならそれが酒呑童子打倒につながるから

戦闘に入るとスロットが回転し、報酬が決まります。戦闘に勝利するとそれが手に入るといった仕様です。

ただのコマンドバトルではない

俺屍の戦闘はRPGにはよくあるコマンドバトルです。

パーティは最大4人で隊長が一人いて、その隊長は自由に行動を選択することができます。

そのほかの3人は行動を「進言」してきてこの中から選択します。進言を無視して行動選択することも可能ですが、無視すると一族への「忠誠心」が低下してしまいます。この進言は敵や味方の状況にも配慮しており、体力が減った仲間がいる場合は、回復技を進言してくれたりします。

この進言のシステムにより、ロールプレイングに深みをもたらしているなと思いました。

敵にも「大将」がいて、この大将を倒すと戦闘に勝利します。残党がいても大将を倒すと戦闘が終わりリザルト画面になります。逆にこちらの隊長がやられると敗北となります。

戦闘で死ぬと、健康度が大幅に減り最悪の場合息絶えてしまうので、注意が必要です。我が一族の中に、初陣でダンジョンの奥深くまで攻めてしまい戦死した子がいます。(泣き)

勝つと戦勝点と奉納点、スロットの報酬が手に入る

戦闘に勝利すると、キャラクターを成長させてくれる「戦勝点」(いわゆる経験値)交神の儀に必要な「奉納点」、そしてスロットの報酬を得ることができます。

スロットの報酬は敵が持ち逃げすることがあるので、どうしても欲しい場合は先に大将を倒すのを狙い速く戦闘を終わらすのも一つの手です。

「戦勝点」を一定数貯めていくとキャラクターが成長し強くなっていきます。「奉納点」はできるだけ強い神様と交神したいので次世代の為に稼いでおきたいです。

戦闘の一つ一つが、一族の強化につながるので無駄な戦いは一切ないところがいいです。

通常戦闘BGMがいいゲームは神ゲーの一要素

メインテーマの「花」を筆頭にBGMは最高にいいです。ゲームの各所に「花」の旋律が応用されているところもポイント。

自分が好きなのは通常戦闘のBGMです。太鼓や三味線といった楽器の音が使われており、和のテイストでかつ、かっこいい感じになっています。緊張感とともに、高揚感も煽る感じで戦闘を引き立ててくれます。

和のデザインで統一されており世界観に没入できる

舞台は日本の平安時代の京の都です。出てくる敵も日本の鬼や妖怪を模したものが多いです。和のデザインが統一されており、世界観に没入させてくれます。

ダンジョン「鳥居千万宮」の中ボスのデザインが好みです。

(ネタバレ防止で画像は載せない方がいいかな)

おわりに

今回は「俺の屍を超えてゆけ」を30時間プレイした感想・レビューを書いてみました。

総評すると、このゲームは「神ゲー」だと思いました。

わたしが言う神ゲーの定義とは、自分の思っている想像以上の喜びや面白みがあるゲームのことを指します。(人それぞれ感じ方は違うと思いますが、私にとって、このゲームは神ゲーだったということです。)

ですがこのゲームは良い意味で老若男女におススメできるゲームではないです。一人でゲームに没頭したい、じっくり腰を据えてRPGを楽しみたい。そんな人は”覚悟を持って”このゲームをプレイしてみてください。きっと後悔はしないはずです。

いまならPS4・PS5で遊べるので是非いかがでしょうか?

(C)2011 Sony Interactive Entertainment Inc. 俺の屍を越えてゆけ is a trademark of Sony Interactive Entertainment Inc.

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